フリーランスの暇な時に書く技術メモ
Genki Tech

3Dプリンター Anycubic Vyper 導入!

3Dプリンター Anycubic Vyper 導入!

一家に一台 3D プリンターの時代はいつか来るんだろうか等と考えながら前から興味があった 3D プリンター。

かなり手ごろな価格で良いものが出てきたので遂に手を出してしまいました。(自分は運よく 3 万で購入)

Anycubic Vyper にした理由

カスタマイズしやすい骨組みタイプ

BOX タイプのダヴィンチ系とか、玄人に人気な Ender 3 など色々なタイプがありますが、骨組み式の方がメカニックでかっこいいし、カスタマイズできるので個人的に好みでした。

自動レベリング

丁度 Ender3 の V2 が出ていたのでそれにしようかと思ったんですが、レベリングが手動なのが気になっていました。

レベリングなんて玄人は手動やろ!とも思いましたが結構カスタムして自動レベリング付けてる人が多そうなので、結局必要になるなら最初からついてる方がいいですよね。

結果的に自動レベリングはついていて絶対に良かったです。レベリング問題で印刷が失敗したことは今のところありませんし、調整が簡単すぎます。

フレキシブル素材のベッド

接着を良くしつつはがれやすくするためにスティックのりを塗るのは正直やりたくありません。フレキシブルのベッドなら磁石でくっついた鉄板をはがして曲げるだけで簡単に取れますし、簡単に取れるので接着もかなり強力な表面仕上げが出来ますよね。

これも Ender3 との比較ですが、ベッドが標準でフレキシブルではないので、交換すると結構費用がかさみます。

Vyper は欲しい機能が最初から全部ついていている上に Amazon で無料フィラメント付きで実質 1 万 5 千引きで期間限定販売していたので飛びつきました。実質 3 万だったので飛びついてよかったと思っています。

テストプリント

youtube に上がってる組み立て実況動画を見ながら説明書通り組み立ててテストプリント。

何年も前に職場の 3D プリンターを触ったことがあるんですが、自動レベリングとフレキシブルベッドは最高でした。

付属の SD にあるデータは設定が若干怪しかったので、cure を使って自分でスライスしたものでテストしました。

ちなみに自動レベリングとは、土台を自動で水平にして高さを合わせるような機能です。実際にはノズルの部分が XY 座標に応じて Z 軸(高さ)を微調整する形で行われているようです。(左右前後移動時に高さを調整してるかは目視では分かりませんでした。現地点では水平を保っているようです。)

本格的に使い始めたら、同じものが複数台欲しくなりそうです(笑)

image-20211001024242827

トラブル発生(解決済み)

この後フィラメントを純正の PLA に交換して本格的に印刷を始めたところ、2 つのトラブルに出くわしました。

印刷開始時や印刷中に突然停止してしまう

ディスプレイ部分の基盤の初期不良で、交換してもらいました。詳しくは以下のページに載せてあります。

1 カ月以上前に届いた Anycubic Vyper。 印刷中にノズルが詰まる原因は、ファンが回っていないせいでした。 その後印刷開始時にシステムがダウンするトラブルにも見舞われたので、サポートに連絡してみました。 結論から言うと、フロントファンと LCD モニター基盤が初期不…

フィラメントが途中から送られなくなる

もう一つは途中でフィラメントが送れなくなる現象が発生しました。これも別の記事でトラブルシュートを紹介したいと思います。

届いたばかりの Anycubic Vyper。 基本的に最高なんですがフィラメントが出てこないトラブルに遭遇。結論から言うとノズル用のファンが回っていませんでした。 エクストルーダーが空回りする 印刷を始めてしばらくすると、エクストルーダー(フィラメントを送るギアの部分)の所…